漫風夜話

漫画に関連した過去の思い出や日常をエッセイ風に綴る。

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夜話-13「学園祭今昔」

雨の中、高校(女子校)の文化祭(学園祭)に行って来た。
今年で創立85年の記念すべきイベントとして皆さん張り切っていた。

職員室を覗くと先生方は接客やら担当行事に忙しく閑散としていたが、私の机の上に仕出し弁当が置いてあったのでプログラムを見ながらいただいた。講堂での演目や各教室での展示、模擬店は昔と変わりなさそうだ。

漫研制作の大垂れ幕(8M×8M)は毎年恒例のイベントだそうで60数名の部員が描いたマンガイラストは目を引た。
その大垂れ幕をかかげた2号館に漫研部の展示教室があった。驚いたのは数人がアニメのコスプレファッションに変身していた。今話題の初音ミク姿もいてさすがに今の高校生は進んでいると思ったが、後でネットを調べてみるとコスプレ衣装はかなり格安で販売しており、数千円から1万円以内で購入できる。
昔だと親に夜なべして作ってもらったり、ダンボールを組み合わせてロボットに変身したりしたが、今はそうした手間をかける感覚はなさそうだ。

部活の時に描きためてラミネート加工したイラストシールを各自机に並べて販売していたので各1枚づつ全員のを買った。1枚50円から200円。「ねえ先生私のもう1枚買って」と商売の上手な生徒もいれば恥ずかしがりながら売る生徒もいて面白かった。こうしたシーンも思い出として残るのだろう。

高校生の頃の学園祭を思い出した。北海道は今頃の季節は冬支度で学園祭どころではないので夏休み前の7月か夏休み後の9月に行われる事が多い。私は美術部に所属していて油絵を描いていた。
学園祭が近づくと夜10時過ぎ迄学校に残って描いていた。
時々用務員のおじさんが警備で廻ってきて「何時迄残ってんだ!」と怒鳴られたが絵の好きな方で多めに見てくれた。背が高く姿勢の良い用務員さんであったが「ぼーっと」した動作だったので「唐変木」というあだ名がついていた。
学園祭前日、とうとう間に合わず学校に無断で数人が泊まり込んだ。美術準備室の窓をキャンバスなどで光が漏れない様にしていた。深夜、グランドで「唐変木」の叫び声が響きわたった。
他の部でも無断で居残っていた連中がいたらしく逃げ惑っている姿を3階の部室から眺めていたのだった。
しかしあの時代は随分「ゆるかった」とほくそ笑んでしまう。これで何か事件があったら学校としては一大事であっただろうし、停学か、退学処分になっていたかもしれない。(親も心配していたと思うが寛大な時代であった)
今でもスリル満天の思い出として残っているが、ちょいと「ワル」な時があるのも青春なのだと開き直っている。

先日、いやな事件が神戸でまたまた起きてしまった、妹が連れ回されていると勘違いした兄が2人の学生に暴行、一人が亡くなり一人は重体だ。
映画「悪人」ではないが全ての人間の心の中に「悪」や「ワル」は存在する、だがその加減が現在の人々に失われてきているのかもしれない。
無職の兄は自分自身就職も決まらずイライラした面もあったのかもしれない、社会状況がこうした事件を生み出す要因になっていると思うが他力ばかりでななく自力でも行動して欲しいと願う。
マンガや絵の作業は自らが創作し根気なくては完成しないのだから。
(歩)2010.11.3
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