漫風夜話

漫画に関連した過去の思い出や日常をエッセイ風に綴る。

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夜話-08「春になれば」

またまた春がやってきて、今年は桜の開花が早かったわりには
寒い日が続き、桜の舞と雪降りが重なった所もあった。
東北や北海道の花見はこれからだ、花見といえばやはり町内会で
家族揃って行った花見が一番思い出される。

旭川の神楽岡公園の桜は今はどうなっているのだろうか?
私が中学生の頃は5月の中旬が見頃であったが北国の遅い
桜の花びらは本当にまばらでとても花見の雰囲気ではなかった。
只、それぞれの家族が持ち寄った弁当やお酒で近所の人々との
楽しげな会話は子供達にとってもなごみのある平和なひとときであった。
だから数十年経った今でもあの時の様子が鮮明に思い出されるのだ。

花咲くこの季節、心が浮かれハッピーな事がいっぱいあっても良いと思うのだが、
世の中がすさんでいるせいか、テレビドラマも「八日目の蝉」(NHK)、
「MOTHER」(読売テレビ)と共通するのは子供を誘拐して逃亡する暗い話ばかりだ。
「八日目の蝉」は不実な男との実らない愛。男は、女が母となることを否定するかたわら、
妻との間には子をもうける。 絶望の中、女はその子を奪い逃亡する。
「MOTHER」はキーワードは「母性」。虐待されている生徒を暗い過去を持つ
女(先生)が誘拐して逃亡する話だ。
ドラマでこうした話が出るのはむしろ遅いくらいで「虐待」事件は後をたたない。
営利目的の「誘拐」事件と違い「復習」と「母性」が垣間見える内容だ。
最近もひきこもりの男が一家惨殺、放火と家族内のトラブル事件が絶えない。
「家族」関係がますます崩壊してきている。

家庭の有り様で面白い漫画があった。
毎年高知県で「まんが甲子園」が開催される、全国の高等学校が対象だ。
2年前の第17回大会のテーマは「偽装」で新婚家庭の奥さんがコンビニ弁当を
旦那の弁当箱に詰め替え、それを知らない旦那は美味しそうに食べてるシーンだ。
この作品は現代の家庭をズバリ描ききっていて見事に大賞を獲得した。

不況による解雇、就職難、政治不安、老後など安心できる要因が少なくなり
ますます生きにくい状況だ、ドラマやマンガはそうした事柄を見据え、未来に
光があたる夢のある話も欲しい気がする。

「春になれば」と長い冬を皆我慢しているのだが、なかなか本当の春は遠い。
ましてや妄想総理の「五月晴れ」などさらにさらに遠い話だ。
(歩)2010.4.22

神戸長田に漫画塾を始めました。
「漫風舎」(まんぷうしゃ)ぜひ覗いて見て下さい。 
http://www.manpushya.com/
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